結コラム

COLUMN

  • HOME
  • 結コラム
  • コロナワクチン接種の前に消炎鎮痛薬を使うと…?

コロナワクチン接種の前に消炎鎮痛薬を使うと…?

2021年6月3日

みなさま、こんにちは。
理事長の今野です。

当院でも6月1日からCOVIDー19ワクチンの接種を開始しておりますが、今後こちらのコラムでも、ワクチンに関する情報をお伝えしていければと思います。主に論文などを紹介しながら、みなさまと情報共有が出来ればと考えています。

今、クリニックなどの個別接種で使用されているCOVIDー19のワクチンは、mRNAという新しいタイプのワクチンであり、副反応など、まだまだわからないことが多いのが実情です。特に現在のファイザー社製のワクチンの場合、2回目接種のあとで発熱などの副反応が多いことは各種報道で皆様ご存じのことと思います。

そうなってくると、予め「ロキソニン」や「カロナール」などを服用して熱が出ないようにしたい、と考える人もいると思いますが…

そこで要注意です。

今年の4月に発表された論文、

Nonsteroidal Anti-inflammatory Drugs Dampen the Cytokine and Antibody Response to SARS-CoV-2 Infection

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8092681/

で論じられていますが、結論をあえてごく簡単にまとめますと「”NSAIDs”と呼ばれる消炎鎮痛薬を服用しておくと、コロナワクチン後の抗体があまり誘導されないかもしれない」ということになります。

 

 

”NSAIDs”は、いわゆる”ロキソニン”や”イブ”などが含まれます。

従って、ワクチン接種の際に、前もって市販の消炎鎮痛薬を服用しておくことはワクチンの本来の目的(COVIDー19への免疫を獲得すること)から見ると推奨されない、という可能性が高いのです。

服用しようとしていた人は要注意かもしれませんね。

では、”カロナール”などのアセトアミノフェンについてはどうでしょうか。
次回のコラムではその点についてお話してみたいと思います。

 

ワクチン予約専用ダイヤル:080-7505-8080

このページのトップへ