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花粉症の季節となりました。

2023年1月27日

★2023年花粉情報 気象庁第3報(2023.1.19)によると、
・飛散開始は例年並み。九州から関東で2月上旬からスタート
・スギ花粉のピークは例年並みで、3月上旬からピーク入りする地点が多い
・飛散量は九州~東北で前シーズンより多く、特に四国・近畿・東海・関東甲信で非常に多い予想
☆2023年春の飛散量は前シーズンを大幅に超えるところが多い☆

1月に入ってからも、「新型コロナ第8波」の患者さんの発生は続いています。また、年末頃から「インフルエンザA」の患者さんが多くみられるようになり、第3週に入って急増を見ています。さらに、2月上旬頃からは、発熱以外はコロナ等と同じような症状(鼻汁・咳そして咽頭痛等)を伴う花粉症もみられるようになります。近年、花粉症の患者さんは年々増加をして、さらに低年齢化も進んでいます。すなわち、「花粉症は、大人だけの病気ではなく、子供のころ(3歳位)から見られる病気」ということです。

1)主な症状は「クシャミ、鼻汁・鼻づまり、そして小児では鼻すすり」で、このような症状が続くと「口呼吸」となって、不眠の原因となることもあります。

※その方々の症状により、咳が出る方もいらっしゃいます。

2)目の症状としては、「目のかゆみ・充血そして涙目」がみられて、さらに目をこする事によって結膜炎を起こして「目ヤニ」が見られることもあります。

3)時に、皮膚のかゆみを伴うこともありますので、「保湿剤」等による、お肌の手入れがより大事となります。

4)治療法としては、「抗アレルギー剤」の飲み薬や、「抗アレルギー剤やステロイド」の点鼻薬。「抗アレルギー剤」の点眼薬などがあります。今日では、これらのお薬を上手に使うことによって、症状の改善が大いに期待できます。スギ花粉の花粉症は、桜の咲くころまでと思われますが、ヒノキの花粉症を合わせて持っている場合は5月の連休くらいまでの治療が必要となります。

5)その他、外出時のマスクの着用、そして帰宅後に外で十分に「花粉」を払って室内に持ち込まないように努力をしてください。

院長