結コラム

COLUMN

喉の痛みが強いかぜには、、、

2020年12月18日

みなさま、こんにちは。
木曜日診療担当の今野です。

本日の漢方薬は「小柴胡湯加桔梗石膏」です。

発症から数日経過した段階で、喉の痛みが強く熱っぽいという方に有効な漢方薬です。

一般的に、かぜの際、喉の痛みにはロキソプロフェンなどの消炎鎮痛薬、もしくはトラネキサム酸などが処方されることが多いと思います。あるいは、本来ウィルス感染症であるかぜには無効なはずの「抗生物質」を処方されることもあるかもしれません。

私は、咽頭炎、扁桃炎などの炎症が強い場合には、うがい薬やトローチに加えて、「小柴胡湯加桔梗石膏」を処方することが多いです。そして消炎鎮痛薬を、必要に応じ、頓服などの内服方法で追加します。

 
もちろん抗生物質を処方することもあります。とりわけ溶連菌をはじめとした細菌性扁桃炎が疑われる場合、あるいは、これまで細菌性扁桃炎を反復している患者さんに対しては躊躇なく処方するようにしています。

かぜを引いて間もない段階ですでに相当のどの痛みが強く、熱っぽく、頭痛や肩こりなども強いと言う場合には、先に紹介した葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏を併用することもあります。

お薬の使い方は、かぜひとつをとってみても、奥深いなぁと感じます。

「かぜには抗生物質」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、是非漢方薬にもご興味を持っていただけたらと思います。

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